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太陽光の危険性を甘くみない!絶対に守って欲しい3つの約束

太陽の光は非常に強力です。古今東西、天文学者を含め多くの人々が、太陽観測・日食観測を原因とする不可逆的な視覚障害を負ってきました。間違った方法で太陽を見ることは、楽しいはずの金環食というイベントを一転して不幸な出来事に変えてしまいます。取り返しの付かない事故を未然に防ぐべく、細心の注意を心がけましょう。詳しい説明は専門家の方のサイトに譲りますが、以下、絶対に守って欲しい安全のための三箇条を挙げておきます。大人ももちろんですが、小さなお子様のいるご家庭の方は、特にお気を付け下さい。

  1. 第一条:絶対に太陽の生の光を目に入れない
  2. 第二条:太陽観測専用のフィルターを選ぶ・正しく使う
  3. 第三条:どんなに安全な方法でも連続して長時間見ない
  4. 参考:日食観測の安全に関する情報ソース

第一条:絶対に太陽の生の光を目に入れない

目に太陽の生の光を入れることはどんな場合でも絶対に禁止です。人間の目はカメラのようにレンズ(水晶体)で光を集めてフィルム(網膜)に焦点を結びます。太陽を直接見ることは虫眼鏡で紙を焦がすのと原理的に変わりありません。裸眼で太陽を少し見ただけでも視力に悪影響を与える恐れがあります。

ましてや望遠鏡や双眼鏡で太陽を直接覗いてしまうと目に完治しない傷害を負ってしまう危険性さえあります。さすがにそんなことをする大人はいないでしょうが、小さな子供には注意が必要です。あらかじめ虫眼鏡で紙を焦がすところを見せておくなどして、太陽の光の強さと怖さを十分に伝えておきましょう。

また、そういった危険が生じる可能性のある観測方法は、すべて回避すべきです。たとえば、かつて望遠鏡の接眼部に取り付けるタイプの太陽観測フィルターがよく売られていましたが、熱などでフィルターが破損する事故があり今では取り扱われなくなりました。

第二条:太陽観測専用のフィルターを選ぶ・正しく使う

地上に届く太陽の光には、可視光の他にも、熱線(赤外線)、紫外線などの目に見えない光が混ざっており、そのいずれもが直接目に入れるには極めて有害な強さです。

かつて良く使われたロウソクのススを付けたガラス板や、黒いプラスチックの下敷き、カラーフィルムの切れ端などは、可視光は十分に減光できても、熱線や紫外線を安全なレベルまで減光できないと言われています。

「それよりは安全」と巷で良く言われる方法として、白黒銀塩フィルムの感光部、クルマの窓ガラス用のアルミ蒸着フィルムなどもよく話題に上りますが、目に見えない光がどれだけ通過しているか判断出来ない以上、使用すべきではありません。溶接用遮光グラスや写真撮影用の減光フィルターも、太陽観測を目的に作られていない以上、やはり使用すべきではありません。

通常、光学機器メーカーの日食グラス(日食メガネ)・太陽観測フィルターは、目に見えない光の通過率まで考えて作られています。その他のオリジナルブランドの日食グラスでも、JISやその他の規格で「遮光保護具」として合格しているものであれば、ひとまずは安心と言えます。国内の天文団体からお墨付きを受けたことがある製品はビクセンの日食グラスぐらいのものですが、国内の業者が「太陽観測用」「日食用」として販売している観測グッズ(含輸入品)であれば、全てPL法が適用され、万一の時には損害賠償を請求できます。

そもそも代替品より専用品の方が使いやすいですし、価格もむしろ安いです。仮に日食グラスが品切れになっていたとしても、無理に代替品を買うのではなく、ピンホール投影法など、より安全なその他の観測方法を考えましょう。

また、折角買ったフィルターも、間違った使い方をしては意味がありません。特に、日食グラスをかけて双眼鏡を覗く等の行為は、保障の対象外になるのはもちろん、通常より眩しくて見づらい上にフィルターが焼け落ちる危険性もありますので、絶対に止めましょう。

なお、通販で買うときには、粗悪品や偽物にも注意してください。大手の日食グラスと同じ形状をしながら、黒いプラスチック板がはまっただけの“殆ど何も見えない偽物”を買ってしまったという報告も寄せられています。くれぐれも安さだけに気を取られず、他のユーザーの評価が高い製品・ショップを選びましょう。ちゃんと見えるかどうか、当日前にチェックしておくことも重要です。

第三条:どんなに安全な方法でも連続して長時間見ない

いくら良くできたフィルターでも有害な光を100%防ぐことはできません。日食グラスで十分に減光された太陽でも、何十分も連続して見るようなことはせず、最大でも1分程度の間隔で、休み休み観測することを心がけましょう。事実、多くの日食グラスは、2~3分以上連続して太陽を見ることを説明書で禁じています。

より安全とされているピンホール投影法や望遠鏡による投影で観測する場合でも、反射光にはわずかながら有害な光が含まれていますし、そもそも光る像を見続けること自体が網膜に優しくありません。やはり休み休みの観測が肝心です。

そして、肌の日焼けでもそうですが、目に少しでも痛みや異常を感じた時点で、既に目は感じた以上のダメージを受けています。万一目に違和感を覚えたら、速やかに眼科医の診察を受けて下さい。

参考:日食観測の安全に関する情報ソース


安全の為の日食観測三箇条!

 

日食グラスの売り切れにご用心!

金環食や部分日食は、日食グラスなどの道具なしに直接見ることができません。しかし2009年の皆既日食の時でさえ、日食グラスはずいぶん前から品切れになりました。通販でも店頭でも今なら底値で販売されていますので、早めに購入しておきましょう。仮に日食当日が曇りでも、6月6日には金星の日面通過が観察できます。以下、当サイト管理人が実際に使ってみた製品をご紹介しておきます。

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ビクセンの日食グラス

お子様のご利用や安全性を考えるなら、各方面でお墨付きをもらっているビクセンの日食グラスが一番安心です。くっきりシャープに、ナチュラルな色調で見え、つくりも頑丈。天文ファンならずとも満足度は高いでしょう。実売価格1,500円前後。

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ケンコーの太陽観測サングラス

カメラ用品や光学機器で有名なケンコー・トキナーの製品。ビクセンのものより少し華奢なつくりですが、NASA推奨のフィルターを使用しているとのことで見え方も良好。実売価格1,000円弱と入手しやすいです。

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太陽日食メガネ

管理人はこちらの日食グラスを家族全員分買いました。JIS T-8141という遮光規格に準拠しているそうです。実売価格一枚500円前後~とリーズナブル。

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太陽観察専用オペラグラス

太陽観測用に作られたオペラグラスタイプの商品です。試用してみたところ、やや眩しい感じもするのでお子様には不向きかもしれませんが、倍率2~3倍と見応えのある太陽が楽しめるのは魅力です。→結局買ってしまいました。黒点もよく見えます。ドイツのDIN EN169:2003という遮光規格に準拠しているそうです。実売価格2,000円前後。

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